第百二十二次善通寺派定期宗会は去る三月六日に総本山善通寺内いろは会館に於いて開催され、総額二四二〇万円の宗派予算等を審議し、全議案を承認した。 この他弘法大師御誕生一二五〇年を終え、通常規模となった今年度本山予算等が報告され、熱心な質疑応答か行われた。 上程された議案 ①令和六年度善通寺派事業計画及び予算 ②僧階(一級・二級)特別昇補について ③弘善会評議員の推薦について その他(...
泉涌寺派では去る三月六日に京都市東山区の総本山御寺泉涌寺に於いて第百九回定期宗議会(令和五年度第二回定期末寺代表会)を開催、新年度宗本予算や大僧正昇補承認など全四議案が原案可決された。 上程された議案 宗①令和6年度予算 宗②大僧正・権大僧正昇補の承認 本①令和6年度予算 本②同年度泉涌寺霊園予算 詳報は3月25日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
東寺真言宗では去る一一月二十九日、宗団発足五十周年記念法要と祝賀会を開催した。 記念法要は、午後一時より総本山教王護国寺御影堂に於いて「西院御影堂宗祖弘法大師奉恩井先師先徳報恩宗団護持発展御願法要」が営まれ、吉村増亮宗務総長導師、宗団教師五十五口職衆により西院流能禅方をもって児立一箇法要が厳修され、別掲の願文を吉村総長が力強く表白した。 飛鷹全隆管長、三浦文良教王護国寺執事長をはじめ、宗団龍象...
京都市右京区嵯峨大沢町四の大本山大覚寺では令和八年に迎える寺号勅許一一五〇年記念事業の一環として国名勝「大沢池附名古曽滝跡」エリアに「名古曽橋」が完成し、去る二月六日に竣工法会・開通式典が行われた。 大覚寺古絵図に描かれる大沢池天神島から名古曽滝跡へと渡る橋が、焼失より約七百年の時を経て再建され、百人一首にも詠まれる名古曽滝の跡を訪れる参拝者の利便性が高まり、新たな魅力が加わった。 詳報は...
豊山派では、弘法大師御生誕千二百五十年記念事業として奈良県桜井市初瀬の総本山長谷寺への総登嶺を実施していたが、その締めくくりとなる結願法要を去る一月二十六日に厳修した。 全国四十九支所下僧侶、檀信徒による総本山長谷寺総登嶺は、一昨年六月十五日、浅井管長導師で御影堂に於いて総登嶺開白法要を厳修、昨年十二月三十一日まで続けられ、その間、約千四百名の僧侶、檀信徒約一万名が参拝、また支所単位での記念法要...
各山会では去る一月二十四日京都市東山区東大路七条下ルの総本山智積院に於いて、各山山主、御修法出仕者、各山常任委員ら約八十名が出席して御修法新年総会を開催、大阿を勤めた菅善通寺法主が真言宗長者に就任した。 また新年総会前に開催された常任委員会で、七年御修法大阿に長谷部金剛峯寺座主が正式に決定した。 詳報は2月15日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
京都市伏見区の総本山醍醐寺では去る一月二十二日、第百四世座主に就任した壁瀬宥雅大僧正の入山式を執行した。 青空が広がった当日は、午前十一時に壁瀬新座主が醍間寺に到着、自坊の理性院関係者ら約六十名と共に進列、総門をくぐり入寺し、三宝院大玄関前において大原執行長と内局、同山顧問宗会議員及び華道関係者、修証会、用達等の出迎えを受けた。 続いて三宝院において壁瀬座主は表書院で大原執行長に目録を贈呈した...
新春劈頭を飾る後七日御修法は総本山善通寺法主菅智潤大僧正大阿のもと各山山主はじめ真言宗最高位者が出仕して東寺潅頂院道場で一月八日開白、勧流金剛界咒立で厳修され十四日に無魔成満した。 供僧配役(敬称略) 大阿 善通寺法主菅 智潤 御手替 教王護寺長者 飛鷹全隆 増益 須磨寺貫主 小池弘三 伴僧 中山寺長老 今井淨圓 咒頭 隨心院門跡 亀谷英央 十二天 大覚寺門跡 山川龍舟 神供 ...
オーストリアウィーンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地であるオーストリアウィーン楽友協会の音楽界世界最高峰の「黄金の間大ホール」に於いて、瀬川大秀仁和寺門跡を始め金剛流有志六十名による史上初のヨーロッパ公演「金剛流御詠歌ウィーン楽友協会コンサート’Voices from japan and vienna’」が、昨年十一月十日開催された。 今公演は福岡観音寺住職古賀一弘師と長女でウィーン国立音楽大に...
京都市伏見区の総本山醍醐寺では十一月十日遷化された総本山醍醐寺第百三世座主・大本山三賓院第五十二世門跡・醍醐派第十一代管長仲田順和大僧正(遍照心院順和大僧正)の本葬儀を去る十二月十七日に執行、各山山主、宗内重役、法縁寺院、檀信徒等約八百名が参香し、遺徳を偲んだ。 当日は午前十一時から金堂に於いて総本山御寺泉涌寺長老上村貞郎大僧正導師のもと営まれ、上村長老が歎徳文を表白した。 詳報は2月5日...