三重県津市大門の恵日山観音寺(岩鶴密伝師)の観音堂が、三月十八日開催の文化審議会で審議の結果、登録有形文化財に登録するよう答申が提出された。同山は日本三観音の一つされ、聖観音菩薩像を本尊とする観音堂は同山本堂。以前の観音堂は津藩主が大檀那となり建立され国宝指定されていたが、一九四五年に戦火により同じく国宝の阿弥陀堂含む四十棟の堂塔と共に焼失し た。今回登録有形文化財として答申された観音堂は昭和四...
新義真言宗第六十九次定期宗議会が去る三月九日、新型コロナウイルス感染症対策の為、Zoomによるリモート会議として開催され、当局は東京都文京区湯島の宗務出張所で会議を進行し、宗議は映像で参加となった。事業計画や予算等三議案を可決、大師誕生一二五〇年記念法要委員会を設置し、委員三名を選出した。 詳報は4月15日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
大覚寺派第七十一次定期宗会は、去る三月九日に京都市右京区嵯峨大沢町四の大本山大覚寺に於いて開催され、新年度の宗派・本山の事業計画・予算案や人事案件等全十議案が原案承認された。また令和五年に迎える弘法大師御生誕一二五〇年奉祝記念事業についての提案がなされた。なお休憩中には宗会議員の提案により、尾池管長導師のもと「病疫退散世界平和祈願法要」が厳修された。 詳報は4月15日号をご覧下さい。(六大新...
善通寺派第百十八次定期宗会は三月三日、香川県善通寺市の総本山善通寺内善通寺派宗務庁に於いて開催され、任期満了による宗務総長について菅管長が粛藤宗務総長を選任し、宗会が承認した。総額二七四〇万円の宗派予算案を承認。なお令和五年奉修の弘法大師御誕生一二五〇年の記念事業の概要について報告があった。 詳報は4月5日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
豊山派第百五十七次宗会通常会は、東京都文京区大塚の豊山派宗務庁に於いて、去る三月一、二の両日、コロナウイルス感染症に対して万全の体制をとって開催され、総額九億三三一二万円の宗派予算案等全六議案を可決した。総本山長谷寺に於いて奉修される弘法大師御生誕記念事業について概要が報告され、本年六月十五日に慶讃法要開白。明年十二月迄末寺檀信徒が総登嶺を行う。 詳報は4月5日号をご覧下さい。(六大新報購読...
泉涌寺派では去る三月三日に京都市東山区泉涌寺山内町の総本山御寺泉涌寺に於いて川村内局初、現議員最後となる第百五回定期宗議会(令和三年度第二回定期末寺代表会)を開催、新年度宗派・本山予算や僧階昇補案件など全四議案が原案可決され、泉涌寺派末寺の解散や後継者問題に関し熱心な議論が交わされた。 詳報は3月15日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
高野山真言宗第百七十次春季宗会は三月一日より和歌山県伊都郡高野町の総本山金剛峯寺内宗務所で開催され、宗本総額五四億八八〇〇万円の予算や規則改正等全十一議案を原案可決し、会期を短縮し三日に閉会した。会期中はロシアのウクライナ侵攻で世界が騒然としていた時で、宗会ではいち早く戦火に見舞われて苦しんでいる人々を思い平和を願う表明文を発表した。また大師御誕生千二百五十年大法会ではお稚児さんや子供向け写経等の...
高野山真言宗青年教師会(永田道範会長)では、教学部協力、本山布教師会後援で、結成四十五周年記念事業の布教研修会を、「真似できる法話」をコンセプトに、完全オンライン形式で去る二月十六日開催、総本山金剛峯寺内大師教会本部から全国の会員に発信した。当日は午後十二時四十分から上田俊道師司会で開催され、開会式を挙行。永田会長、桐生俊雅教学部長、高畑俊孝本山布教師会会長(北海道・丸山寺住職)がそれぞれ挨拶した...
智山派では三月五日付芙蓉総長名義で「ウクライナ情勢に関する声明」を総本山智積院ホームページ(https://chisan.or.jp/)において発表した。声明文は左記。 詳報は3月15日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
智山伝法院では、去る二月八日東京都港区愛宕の智積院別院真福寺に於いて、特別講習会「弘法大師教学の展開 激論-新義教学VS古義教学-」を開催した。 当日は午後二時から地下講堂に於いて、オンラインを併用して開催、先ず宮坂宥洪院長が趣旨説明と問題提起を行った。 次に北川真寛密教文化研究所委託研究員が「古義の教主義」別所弘淳智山伝法院常勤講師が「新義の教主義」と題して発表。次に土居夏樹高野山大学准教授...