豊山派では、去る十二月十五日、東京・大塚の豊山派宗務庁に於いて宗議改選後初の宗会である第百六十一次宗会特別会を開催、議長に佐藤眞隆師、副議長に岡本教雄師を選出した。また総務・教務両常任委員や各種委員の選出も行われた。 正副議長の略歴は下記。 ▼佐藤眞隆議長(山形県西置賜郡白鷹町鮎貝三五四七相応院住職、昭和二十四年四月十四日生、七十四歳。支所長、教区長、支所協議員、中央布教師会理事、本山評議...
京都市伏見区醍醐東大路町の醍醐派総本山醍醐寺座主壁瀬宥雅大僧正は一月九日付けで、醍醐寺執行長に同派宗会副議長の大原弘敬師を任命した。 大原師は真言宗醍醐派の規定により同派宗務総長となる。また大原執行長・宗務総長が現職の仲田順英師を執行・総務部長、浦郷宜右師を執行・教学部長、三好祥徳師を執行・財務部長として選定し、壁瀬座主・管長がこれを一月九日付で任命、大原新内局が発足した。執行長・執行(宗務総長...
一月一日に能登地方を震源とし最大震度七を観測した能登半島地震は、石川県能登地方を中心に甚大な被害を齎した。 一月十六日現在、石川県で二百二十二人死亡、安否不明者二十一人、二万一四一一棟の住宅被害を確認。また住宅被害は富山県が三二四六棟、新潟県が三八六三棟が確認されてい今本宗では石川・能登に高野山真言宗の所属寺院が最も多く、石川支所四十ヶ寺、能登支所四十ヶ寺がある。各派の被災状況は下記。 〈...
石川県能登地方を震源地に発生した能登半島地震は一月一日に最大震度七の本宸が襲い、未だ余震が続き、北陸地方を中心に大きな被害をもたらしました。 此処に謹んで犠牲となられた方々の冥福をお祈り申し上げますと共に、負傷、被災された方々に心からお見舞い申し上げ被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。 今後も余震が続くと思われますので、充分に気をつけて用心いただきますとともに宗内皆様には鎮護国家と共生...
香川県二豊市豊中町本山甲一四四五の四国霊場第七十番札所・四国三十六不動霊場第二十九番杜所高野山真言宗本山寺(長田育生師)では、昨年十一月五日、五重大塔平成令和之大修理落慶大法会を盛大に厳修した。 同塔は明治四十三年、当時の中興第二世頼富實毅師により再建されたが損傷がひどく、平成二十五年七月、当初は建て替えの可能性も視野に入れていたが、最終的には明治の五重塔を修繕して残すことを選択し、「塔の文化的...
京都市伏見区の総本山醍醐寺では、去る十二月八日に仲田順和大僧正遷化に伴う座主推薦委員会を開催し、同委員会において後任座主として壁瀬宥雅大僧正が推薦され、満場一致で選定、同日付で就任、併せて大本山三賓院門跡、真言宗醍醐派管長も就任となった。 詳報は1月1日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
大覚寺派中国教区(田邉賢應教区長)では、去る十一月二十八日に福山ニューキャッスルホテル三階光耀の間に於いて、同教区より大本山大覚寺第六十五世門跡に就任した山川龍舟大僧正の晋山祝賀会を開催した。 祝賀会には大覚寺派重役、中国教区教師・寺族婦人会々員、高野山福山別院役員、山川門跡の友人と寺族ら四十四名が参加。舞台上には中国教区寺族婦人会による挿花が飾られた。 詳報は1月1日号をご覧下さい。(六...
和歌山県伊都郡高野町高野山の別格本山清浄心院住職・高野山真言宗宿老池口惠観大僧正は昭和十一年十一日十五日生で八十八歳を迎えた事から、米寿祝賀会を去る十一月十七日京都市下京区のホテルグランヴイア京都、十一月二十三日東京都千代田区のホテルニューオータニに於いて盛大に開催した。 詳報は1月1日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
香川県善通寺市善通寺町の総本山善通寺(菅智潤法主)では十月三十日より十一月二十六日まで弘法大師空海御誕生一二五〇年記念秋季特別御開帳を開催した。 期間中は御影堂奥殿再現御開帳を実施、奥殿に祀られ参拝できない諸尊を初めて聖霊殿に移しての公開で、初公開は弘法大師坐像、愛染明王坐像、降三世明王像、両界曼荼羅図で、他に四天王像、弘法大師十二大弟子像など。参拝者は担当僧侶から諸尊の説明と法話を聞く事ができ...
高知市五台山の四国八十八ヶ所霊場第三十一番札所竹林寺(海老塚和秀師)では神亀元年(七二四)開創以来、令和五年に開創千三百年を迎え、春秋に記念行事を実施した。 春は四月十五日より五月十四日まで秘仏本尊文殊菩薩特別ご開帳と特別企画展『竹林寺千三百年のともしび』展を開催。秋は十月二十八日より十二月三日まで「菩提心曼荼羅特別公開」並びに「光と音のインスタレーション星音夜-千三百年の時を経て今響きあう-」...