真言宗布教連盟では各山会後援のもと、去る九月十三日より十五日まで奈良市の総本山西大寺担当で西大寺及び華厳宗大本山東大寺を会場に、令和五年度第五十九回全真言宗青年教師布教研修会を開催、各派から青年教師三十二名と大会役員らが参加した。 詳報は10月25日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
高野山真言宗では、去る九月六、七の両日総本山金剛峯寺に於いて、第百七十三次秋季宗会を開催、宗本の令和五年度第一次補正予算案等全十三議案を可決。財務調査では、宗費査定の基準となる仮指数が決定し、異議申立期間を経て十二月に新指数が確定し、来年度から新指数で宗費が賦課される。 上程された議案 ①令和四年度決算に関する参事会議決の承認案 ②本山部経常部令和四年度剰余金処分案 ③本山部令和五年度...
各山会では、菅智潤善通寺法主大阿で奉修する令和六年甲辰歳後七日御修法事務局を開局した。奉仕者は下記各師(氏)である。 (別当)斎藤弘道(善通寺執行長) (大行事)生駒琢一(善通寺派岡山安住院住職) (総務)三浦文良(教王護国寺執事長) (局長)菊入諒如(各山会事務局長) (小行事)藤原宗峯(東寺真言宗宗議会議員) (用度)渥美義久(教王護国寺信徒部長) (幹事)橋詰政弘(教王護国寺庶...
各山会では去る九月四日、京都市東山区東大路通七条下ルの総本山智積院内智山派宗務庁一階会議室に於いて常任委員会を開催、常任委員会に先立ち御修法委員会と総務会も開催された。 午後三時二十五分開会、芙蓉代表総務が挨拶。議事に入り議案①令和六年甲辰歳後七日御修法事務局開局の件は、事務局奉修者が報告された。議案②密教学芸賞・教化賞授賞式の件は授賞式は十月三十日、会場は信貴山真言宗大本山王蔵院。日程が説明さ...
中国観音霊場会(小林暢善会長)、四国三十三観音霊場会(渡涜裕心会長)、九州西国霊場会(一月正人会長)の三観音霊場会で組織される百八観音霊場会(武田真雅会長)では、去る九月三日、岡山市の岡山後楽園内の鶴鳴館に於いて開創十周年記念合同法要を厳修した。 また法要後、同園内の岡山県立博物館に於いて中国観音霊場会主催で同館開館五十周年・中国観音霊場会開創四十五周年お待ち受け記念「慈悲のほとけ~観音と古寺の...
泉涌寺派では去る八月二十九、三十の両日に京都市東山区の総本山御寺泉涌寺に於いて令和五年度・第五十六回教学講習会を開催した。 コロナの影響を受けて、通常の二日間開催は四年ぶり。泉涌寺妙応殿での現地参加と、ネット配信によるリモート参加を併用して開催され、合わせて約四十名が参加した。初日の二十九日は午後一時より渡遵恭章教学部長司会のもと開会式となり、上村貞郎管長が挨拶。 続いて第一講となり隨流小野講...
高野山真言宗社会人権局(藤本善光局長)では去る七月二十四、二十五の両日、人権委員会内の平和部会が主催して、大阪度次木市の総持寺(中西隆英師)に於いて第三回平和研修会を開催した。 初日は、沖縄守備隊第三十二軍の司令官牛島満中将の孫に当たる牛島貞満氏の講演「牛島満と沖縄戦~日本軍の二つの命令と住民被害~」「第三十二軍首里司令部壕の今と保存・公開に向けて」、翌日は「高野山真言宗と平和~今後の平和への取...
去る八月九日に発生したハワイ-マウイ島の山火事による大火災で、高野山真言宗ラハイナ法光寺(目黒孝範主任)が全焼した。なお目黒師は避難して無事であった。法光寺は湯尻法眼師が明治三十五年(一九〇二)に十フイート四方の家屋を借りて正式にラハイナ大師堂と公称して布教を始めており、ハワイで最も古い本宗寺院である。 高野宗では今回の被災に際して、長谷部管長、今川総長は、八月十八日付けでお見舞いを表明、また八...
東寺真言宗では、本年の真言宗立教開宗千二百年記念を慶讃して各宗務支所出仕による方面別法要を三月より厳修していたが、去る七月二十六日、その締めくくりとなる法要を東寺御影堂で厳修し、全十座に亘る方面別法要が無魔成満を迎えた。出仕したのは関東・神奈川支所による第一方面執行部で、湯口信雄神奈川支所長・宗会議が導師、支所教師ら二十口が職衆を勤めた。 詳報は9月5日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み...
大覚寺派では、去る七月二十日、大本山大覚寺に於いて臨時宗会を開催、令和四年度の宗派・本山の決算案等四議案を司決、宗本共に黒字決算となった。また教線と華道拡大のために昭和四十五年に設置の北海道別院(札幌市)は初期の目的を達成したとして売却することになった。 上程された議案 ①大覚寺基本財産(北海道別院)処分の件 ②令和四年度大覚寺派会計決算・監査会報告 ➂令和四年度大覚寺会計決算・監査会...