真言宗各派総大本山会(各山会)では去る三月十三日、京都市南区の総本山教王護国寺御影堂に於いて、宗祖弘法大師御誕生千二百五十年記念慶讃法会を盛大に執行した。
潤いの雨が降った当日は、法螺と銅鍛の音を先頭に、導師の真言宗長者である飛鷹教王護国寺長者と各山山主が本坊より進列し、午前十一時に御影堂内陣に入堂着座。また、堂内外陣では元真言宗長者である仁和寺最高顧問の佐藤元門跡・立部前門跡をはじめ、村主種智院大学学長・中山寺名誉管長、各山会常任委員の各師が随喜し、堂前のテントでは各山や諸団体重役、全青連執行部、関係者ら合わせて百五十余名が参列した。
法要は菊入各山会事務局長の法要宣言で開式、理趣経をもって営まれ、導師の飛鷹長者が慶讃文を表白して、宗祖大師を敬慕するとともに報恩謝徳の誠を捧げた。
なお、約一時間に亘る法要後は雨も上がり、飛鷹長者を先頭に御影堂より本坊へと還列して閉式した。
午後一時からは会場をホテルグランヴィア京都に移して慶讃祝賀会を開催、引き続き百五十余名が参列した。
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