来る七月二十日より九月十一日まで京都・東山七条の京都国立博物館に於いて、特別展・河内長野の霊地「観心寺と金剛寺-真言密教と南朝の遺産」が開催されることが決まった。京都から高野山に至る街道の合流地点として栄えた大阪府河内長野市の本宗が誇る名刹である檜尾山観心寺(永島全教師・高野山真言宗遺跡本山)・天野山金剛寺(堀智真座主・御室派大本山)の豊かな仏教美術の世界はもちろんのこと、南北朝時代に南朝勢力の拠点となった両寺が所蔵する重要文化財の甲冑全二十二件が一挙公開されることが話題を呼んでいる。
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