全真言宗教誨師連盟(岩崎榮勝会長・豊山派)では去る十二月十三、十四の両日、京都市右京区の総本山仁和寺を会所に第六十回全真言宗教唐師連盟大会を開催、大会テーマ「令和の祈り」のもと各派より六十五名が参加した。令和二年度の延期から待望の開催となった。初日の十三日は仁和寺御室会館を会場に午前に理事会の後、午後一時より開会式を挙行。
次に行われた特別講演では、瀬川門跡が「令和に伝えたい仁和寺の祈り」と題して約一時間に亘り講演を行った。また午後三時からは金堂に於いて十回毎の節目の大会で営まれる同連盟先師物故者慰霊法要が瀬川門跡導師のもと厳修され、岩﨑会長が廻向文を奉読した。
またその後は会場をリーガロイヤルホテル京都に移して祈念祝賀会も行われた。
翌十四日は同ホテルを会場に午前九時より総会を開催し、表彰式も開催。次に歴史学者で京都産業大学名誉教授の所功氏による記念講演「元号〈仁和〉と〈令和〉の理念と課題」が行われた。
閉会式では大会宣言を行い、全日程を終了した。
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