醍醐派では去る七月二十七日、京都市伏見区の総本山醍醐寺に於いて臨時宗会を開催、総額六八二〇万〇九六三円の派令和二年度決算を原案通り承認した。
なお、壁瀬総長から二件の報告が行われた。一件目は今後の醍醐寺での法要予定。本年十一月二十六日に竪義会再興、併せて同月「弘法利生」顕彰法要、二〇二二年秋に今上陛下御即位慶讃太元法大法会、二〇二三年に弘法大師生誕一二五〇年法要、二〇二四年に醍醐寺開創一一五〇年慶讃法要を厳修する。また二〇二四年に向け記念事業として金堂周りより桜の植樹を行う。二件目は真言宗寺院教会総合保全会の停止。昭和六十三年に始まった災害補償のための真言宗寺院教会総合保全会だったが、近年の災害の増加、保険料高騰及び地域差を鑑みたところ現在の形での保全会存続は不可能との結論に達し、八月末をもって停止することとなった。加入寺院へは代替え案を紹介する。
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