御室派パネルディスカッション

投稿日:2021年07月15日

御室派では、去る六月十四日にパネルディスカッション「これからのお寺を考えよう-NEXT委員会答申をもとに-」を総本山仁和寺内の同派宗務庁舎を会場に約三時間に亘って開催、宗内や地域、社会事業等で活躍する教師と寺族をパネラーに迎え、所属教師に向けてのオンライン配信が行われた。御室派NEXT委員会は、所属寺院の存続・興隆・協力について研究し宗団・本山へ提言行うことを目的に、宗務総長の諮問機関として平成三十一年四月に設立され、二年の任期満了を前にした本年二月にその成果として答申書を提出。なお、委員には大手広告代理店で勤務経験を持つ教師をはじめ幅広い地域から女性を含めた若手教師七名が着任し、平成二十八、二十九年度に行われた総合実態調査の結果や、本山宗派諸問題検討委員会による答申書に基いて、
本山での会議(全五回)やオンライン会議で各委員が見解を出し合い共通認識を構築してきた。今回のパネルディスカッションでは、その答申書に記載された寺院の興隆・僧侶の養成・研鎖の
場等の七つの論点の審議結果についてパネラーの下記各師(氏)が各々の立場から意見を述べた。コーディネーターは鴨井智峯総務部長が務めた。 〈本山布教師〉立部瑞真(福岡・鎮国寺住職)、鹿野融弘(神奈川・薬王寺住職、リモート参加)〈NEXT委員〉秦真瑞(備中・来迎院住職、委員長)、鈴木宏章(広島・観音寺住職、副委員長)、福井良恵(和歌山・興山寺住職)
〈寺族婦人会〉福田美雪(山口・普慶寺寺族、会長)〈青年教師会〉木村元紀(徳島・善福寺徒弟、機関紙「一如」編集長)

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