中国観音霊場会 「いのりのリレー」

投稿日:2021年06月05日

中国地方五県を跨いだ三十七寺院でつくる中国観音霊場会(小林暢善会長・尾道浄土寺)では去る五月十一日に広島平和記念公園に於いて 「平和の灯いのりのリレー」の採火式と戦没者追悼法要を営んだ。
同会では、本年に開創四十周年を迎えたことから記念事業委員会(橋本春峯委員長・岡山法界院)を立ち上げ、原点である観音尊の「慈悲の心」に立ち帰りながら、同会の理念である「世界平和を祈る」を掲げて、合同法要や広島平和記念公園の「平和の灯」が霊場三十七ヶ寺を巡る「いのりのリレー」等の各種催事を企画。またコロナ禍にあって早期終息や物故者への追悼、医療従事者への安らぎも祈る。
当日は広島平和資料本館から進列して、平和の灯前で午前十一時より採火式法要を執行、小林会長が原爆犠牲者の仏果増進や世界平穏・疫病退散を祈る願文を奉読。その後は広島平和都市記念碑(原爆死没者慰霊碑)前で追悼法要が営まれ、記念碑に供花が行われた。

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