熊本高野寺本堂落慶法要

投稿日:2021年02月05日

熊本県人吉市下青井町四七の大覚寺派高野寺(味岡戒孝師)では、昨年十二月十五日に味岡山主導師のもと再建なった本堂の落慶法要を厳修した。
同寺では昨年七月四日の記録的集中豪雨により、球磨川が氾濫、伽藍は完全に水没、本堂(八角堂)も屋根(高さ四・三メートル)まで浸水する大きな被害を受け当初は再建の見通しが立たない状況であった。味岡山主は厳しい状況の中、SNSを利用して同寺周辺の被災状況を発信し、支援物資の受け入れやボランティアの活動拠点として境内を開放、自らも被災地で支援活動を行なった。被災者に寄り添う味岡山主の姿勢に共感した檀信徒や地域住民から支援の声が高まり、浄財も寄せられ、被災地復興の象徴としての本堂(八角堂)が再建された

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