京都市東山区の総本山御寺泉涌寺（上村貞郎長老）では、去る十二月九日に長寿を祝う王朝儀式である「算賀の祝」が挙行された。
「算賀の祝」は四十歳を老いの始まりとして健康無事で長寿を迎えたことを祝う儀式で、『源氏物語』にもその場面が描かれる等、平安王朝で雅やかに催されていたという。
神社仏閣での和装婚プロデュース等を手掛ける株式会社京鐘（辻順子代表取締役社長）が、ブライダル業界と寺社仏閣の活性化のために十余年の歳月をかけてその再現を構想していたものを、泉涌寺による道場や法要等への協力により儀式の復興が実現した。
同儀式への詳細・問合せは京鐘ＨＰ、泉涌寺ＨＰ等へ。

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