熊本正法寺合同慰霊祭

投稿日:2022年05月25日

第二次世界大戦中、強制連行され亡くなった中国人、南北朝鮮人を追悼する「中国人、韓国人、北朝鮮人殉難者第五十一回合同慰霊祭」が、熊本県荒尾市樺の泉涌寺派正法寺(赤星善生師)に於いて去る四月十二日に執行された。主催は同慰霊祭実行委員会(会長=赤星師)。
同寺には、昨年七月に遷化した現山主の師父赤星善弘大僧正が昭和四十七年に托鉢等の浄財によって建立した「中国殉難者供養塔」と、南北朝鮮人の供養と南北の平和統一を願う「不二之塔」が建立されている。本年も在日本大韓民国民団や在日本朝鮮人総聯合会等関係者多数が参列し、午前十時開式、師父の遺志を継承し赤星山主導師のもと慰霊法要が営まれ、廻向之文を表白、殉難者の慰霊と日中友好、世界平和、特に南北朝鮮平和統一を祈った。

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