勝龍寺木造菩薩立像 京都府文化財に指定

投稿日:2021年02月25日

京都府教育委員会は二月十日府文化財保護審議会の答申を受け、京都府長岡京市の勝龍寺(國定道晃師)の木造菩薩立像(聖観音像)など四件を指定すると発表した。総件数は二〇八八件になる。
木造菩薩立像は十三世紀初制作の一木割矧造。慶派・快慶の初期作風に酷似しており、快慶周辺にいた仏師の作とみられる。勝龍寺本堂の本尊脇仏として宮殿(厨子)に安置(秘仏)されている。
本尊十一面観音像は重要文化財で京都国立博物館に寄託されており、ガラシヤ祭と八月十八日の観音大祭に戻される事から、脇仏である聖観音像も同日御開帳される。

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