須磨寺派では四月十四日に総会を開催し、任期満了に伴う役員改選を行い、小池弘三管長が宗務長に小池陽人師(頼政薬師寺住職)、総務部長に冨永龍弘師(蓮生院住職)、教学部長に井上真英師(槽壽院住職)、財務部長に朝倉経義師(正覚院住職)を任命した。 任期は四月十四日より三年間。 詳報は5月25日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
東寺派第百九次定期宗会は去る四月二十一日、京都市西京区の正法寺内同派宗務所で開催され、令和六年度決算・同七年度予算など全議案を承認した。 また空席だった副議長に北海道真隆寺住職の長谷川隆照議員を選任した。 上程された議案 ①経過報告並びに決算報告 ②令和七年度事業計画並びに予算案 ③第19回教学講習会開催の件 ④その他 詳報は5月5日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
本誌三月五日号既報の如く浄瑠璃寺(佐伯功勝師)の南エリア(奈良市中ノ川町と東鳴川町にまたがる山林・約三十ヘクタール)に計画されていた奈良市の新ごみ焼却場は平成二十九年七月に白紙撤回されたが、昨年から候補地とする問題が再燃し、三月二十九日開催の「第六十九回奈良市グリーセンター建設計画策定委員会」に於いて同所が建設候補地に追加されることが賛成多数で正式に決定した。 この決定を受けて「浄瑠璃寺と当尾の...
一般社団法人京都仏教会(有馬頼底理事長)では去る四月八日、ANAクラウンプラザホテル京都に於いて「おしやかさまを讃える夕べ」を開催、宗教界、文化芸術、学問、福祉、教育、観光等幅広い分野から関係者約四百名が参加した。 当日は午後四時半開会、はじめに大本山隨心院担当で法楽、花御堂の前で亀谷隨心院門跡導師のもと理趣三昧をもって法要を営み、来賓の古谷法隆寺管長、福家三井寺長吏、久我永観堂禅林寺法主、東伏...
大覚寺派福岡教区法蔵院住職堤大恵師は昨年十二月六日、大覚寺派宗務総長・大本山大覚寺執行長・嵯峨御流華道総司所理事長・嵯峨美術大学・同美術短期大学理事長に就任していたが、その祝賀会が去る四月三日、福岡市博多区下川端町のホテルオークラ福岡に於いて盛大に開催された。 今回は大覚寺派福岡教区長諸岡弘和師並びに福岡教区一同、また堤総長が要職を務めた九州各霊場会を代表して九州八十八ヶ所百八霊場会会長赤星善生...
和歌山県伊都郡高野町高野山三八五の高野山大学(松長潤慶学長)では去る四月八日、教育学科の学生募集を八年度から停止することを発表した。 同大学の教育学科は大阪府河内長野市の大阪千代田短期大学の校舎を共同使用し、令和三年に新設。新設前には他校との違いを際立たせるカリキュラムとして、一回生から教壇に立つ訓練をし、地域の活一動に参加して先人の智慧を学び「人間力」「対人力」を高める画期的なものであり、周辺...
真言律宗では去る三月二十九日に奈良市の総本山西大寺興正殿で第九十四次定期宗議会を開催、令和七年度事業計画、宗派・本山予算を原案承認した。 また西大寺本堂半解体修理に向け忌憚のない意見交換の場がもたれた。 上程された議案 ①令和七年度事業計画案 ②同年度予算案 ③その他報告事項等 詳報は4月25日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)...
醍醐派の第七十七次定期宗会は去る三月十三、十四の両日、京都市伏見区の総本山醍醐寺で開催、総額七八二〇万円の予算ほか、醍醐派宗規・宗制変更の道筋が提示されこれを可決、今後先ずその根本となる宗憲制定に向け検討を行うこととなった。 また同派所属寺院教会責役総代委嘱更新に関する問題も継続的に審議されることに。 上程された議案 ①令和七年度予算 ②醍醐派宗規・宗制制度変更に関する件 ③醍醐派所...
醍醐派総本山醍醐寺では、役員の一部交代を行い、一月十四日付けで総務部長・執行に現伝法学院長の田中祐考師が就任、伝法学院長と兼任することとなった。任期は残任期間の二〇二八年一月八日まで。 新たに内局入りした田中総務部長は昭和三十五年七月十七日生の六十四歳。京都府相楽郡和束町大字園小字奥出二の観音寺住職、昭和五十九年種智院大学仏教学部卒。醍醐山伝法学院五十三回卒。平成元年醍醐寺総務部総務課庶務書記、...
東寺真言宗では去る三月十二日、京都市南区の総本山教王護国寺客殿で第百二十三次定期宗議会を開催、六月に任期満了を迎える吉村宗務総長の三期目再任を決定した他、新年度事業計画や予算など全議案が原案承認された。 また、継続して行われている能登半島地震のボランティア報告も行われた。 上程された議題 ①令和7年度事業計画 ②東寺真言宗一般会計令和7年度予算 ③任期満了による宗務総長の指名について...