熊本地震の発災から1ヵ月以上が過ぎた。その間、千葉豪雨や関東地方での地震等が発災し、大きな被害をもたらすなど災害の頻発化が進んでいる。
熊本地震では甚大な被災状況が明らかとなり、各方面から懸命な緊急支援活動が続いている。地域コミュニティーの中心となる被災寺院の復興は、地域の生活再建を支えるという観点からも重要である。甚大な被害が出た令和六年一月の能登半島地震から三年、平成二十八年四月の熊本地震から僅か十年で再度巨大な地宸が発生した。被災地での伽藍復興は容易ではない。各派でも貸付金や救援金制度など末寺復興のために有効な制度はあるが、いつ、何処でどのような災害に遭うか予測できず、また災害の多発化、巨大化にあっては真言宗一万力寺超の寺院で支え合う仕組みを構築することは出来ないだろうか。