京都市右京区御室大内三三の・総本山仁和寺御室流華道総司庁では、去る一月六日午前十一時より宸殿に於いて新春恒例の生初式を執行した。
本年はコロナ感染症予防のため参列者を例年の三分の一となる約三十名に限定したが、華やかな和装姿の華務職代表や各支部長が集い、御殿は雅やかな雰囲気に包まれた。
式は凛とした寒さの中に厳粛に営まれ、名畑翠延副華務長によって生けられた稚松が流祖宇多法皇宝前へ献じられ、参列者一同で法楽。続いて家元の瀬川門跡より式辞があり、続いて門人を代表して小田美風華務長より謝辞が行われ、御宝号をもって閉式した。
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