洛陽三三観音霊場 報恩巡礼法要

投稿日:2021年06月05日

平成洛陽三十三所観音霊場会 (会長=久米慶勝金戒光明寺法主)では、毎年札所寺院の観音尊への総供養として法要を営んでいるが、去る五月十日に京都市東山区の総本山御寺泉涌寺(二十番)塔頭・第十八番善能寺(住職=上村泉涌寺長老)において本年の「洛陽三十三所観音霊場報恩巡礼法要」を厳修した。
例年同法要は札所寺院僧侶が参集して営まれるが、本年は新型コロナ感染拡大の現況を鑑み、上村長老(三十一番東向観音寺)導師のもと会所である善能寺(泉涌寺)の川村俊弘師(二十五番法音院・副会長)、渡邊恭章師、山本宗佑師、藤田友章師(十九番今熊野観音寺副住)のみで営まれた。また札所寺院からは久米会長、亀谷隨心院門跡(二十九番福勝寺・常任委員)、上原慎勢師(二十二番城興寺・事務総長)はじめ霊場会役員のみ参列、公認先達らと共に堂外テントより法要を見守った。
好天に恵まれた当日は導師の上村長老と職衆が行道し入堂、上村長老が善能寺で同法要を営むことが出来た慶びと共にコロナ終息を祈る表白を奉読し、光明真言及び観音経等をもって法要が営まれた。

詳報は6月5日号をご覧下さい。(六大新報購読申し込み)