御室派住職辞令親授式

投稿日:2021年01月01日

御室派では去る十二月七日に令和二年度住職辞令親授式を挙行した。
当日は午前十一時より総本山仁和寺宸殿に於いて開式、法楽に続いて当日出席の受者十四師が瀬川管長に三礼し、瀬川管長より一人ひとりへ辞令が親授された。
続いての管長式辞では、瀬川管長が「新住職の皆様には辞令を受けて希望に胸膨らませておられることと思う。また寺族・関係者の皆様もさぞ安堵されていることだろう。本日は未来へ出発される節目の時であり、歴代住職により伝えられてきた法灯を次の代へ繋げる責務と、本尊様を護る役目に選ばれたことを誇りに思い、仁和寺開山宇多法皇様の利他の御心をもって教化活動に邁進されますようご祈念する。また檀信徒方には若い住職を温かく見守り、宗団・本山に心を寄せて頂きますよう御協力をお願いしたい」と新住職に温かな言葉を寄せ、最後に受者を代表して岡山般若院・本山泰基師からの「本日は新住職のために、かくも厳粛な式をご挙行下さり誠に有り難うございます。感銘これに過ぎるものはありません。今後も一味和合の精神をもって愛宗護法に努め、宗団興隆のため教化活動に邁進する所存です」との答礼をもって閉式した。

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